【海外最新情報】目は見えなくても 裁かれるべき罪は神よりもよく見えている ドラマ「デアデビル」

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盲目のために身に着けた驚異的な探知能力によって、敵の動きを手に取るようにして見極め、目にもとまらぬ早わざで悪を叩きのめす、まさに神がかり的なヒーロー デアデビル。

2015年より、NET FLIXオリジナルドラマとして配信が開始され、大変に高い評価を受けているこの作品は、マーベルヒーローの物語では珍しい、心に染みるヒューマンドラマが視聴者を惹きつけています。

2003年にはベン アフレックが主演し、話題となった映画版から、新たに人気のイギリス人俳優 チャーリー コックスが扮するデアデビルは、ヒーローとして、これまでとは違った境地を見出しているのが注目すべきところでしょう。

マーベルヒーロ―作品の中でも、珠玉の出来栄えだと話題の、ドラマ「デアデビル」の見どころを紹介します。

光と闇の両方で 正義を振りかざす男

アヴェンジャーズとチタウリとの壮絶な戦いの末に、無法地帯と化したニューヨークのスラム街 ヘルズキッチン。

主人公のマットことマシュー マードック(チャーリー コックス)は、昼間は、裁判所の法廷に立つ、れっきとした弁護士です。

夜になると、全身の黒い衣装と黒覆面で正体を隠し、法の手が届かぬ悪人に対して鉄拳によって裁きを下す、謎のファイターへと変身します。

昼間は弁論によって、そして夜には拳によって犯罪者を裁くことで、戦禍で荒廃したヘルズキッチンに秩序をもたらそうと、マットは懸命に戦っています。

驚異の探知能力で 目で見る以上にすべてが見通せる男

マットは、幼いころに遭遇した不幸な事故によって、放射性物質を含む汚染水に目をやられ、両目の視力を完全に失って盲目となります。

ところが、マットには、常識ではとても考えられないほどに、研ぎ澄まされた聴覚と平衡感覚がすでに備わっており。
味覚・嗅覚・触覚といった五感に加えて、ひらめきや予知能力などのあらゆる能力が、視力を失ったことがきっかけで、恐るべき進化を遂げていました。

盲目の武闘家との出会いが人生を変える

マットが、事故による悲劇で視力を失ったのちに、同じく盲目であった武闘家 スティックに、この常軌を逸した能力を見抜かれます。

その後マットは、スティックの下で修業を重ね、ついにはバイオミック レーダーとも言うべき、驚異的な探知能力=レーダーセンスを獲得。

マットは、このレーダーセンスによって音の反射を的確に感じ取り、周囲の状況を立体的に認知することで、目が見える以上にすべてを見通す力を持つこととなります。

無敵の格闘能力と 超感覚を持つ男

マットは、世界でも唯一無二の強さを誇る格闘家、スティックの教えにより、マーシャル アーツ(総合格闘技)では無敵といえる格闘能力を身に着けます。

その他にも、敵が持つ銃の残段数を見極められる優れた聴覚、特定の人物の匂いをかぎ分けられる嗅覚。
口に含んだだけで内容成分をすべて認識できる、鋭敏な味覚、気圧や温度を感じ取れる皮膚感覚といった、超感覚を所持。

マットは、こうした能力を駆使して標的となる犯罪者を探し出し、闇に紛れて正義の鉄拳を叩きこむ、恐れを知らぬ闇の裁判官 デアデビルとなって戦っています。

ハンディキャップを持つヒーローだから支持される

このようにデアデビルは、視力を失ったことによって得た超人的な能力により、既存の法律では裁くことのできない犯罪者に対して、正義の鉄拳を叩きこみ制裁を与えるヒーローです。

ですが、超人的な能力を持つ反面、デアデビルは、通常の盲目でない人間と比べて明らかなハンディキャップを抱えており、物語ではそこが弱点としてクローズアップされます。

色は判別不可能で 騒音に弱いのが弱点

例えば、いくら驚異的な探知能力や超感覚があっても、実際に目が見えないために色を見分けることができず、車の運転免許の取得は不可能でしょう。

レーダーセンスは、音による振動の反射を察知して周囲を認識するために、あまりに騒音がひどい状況では使い物にならず、行動不能となってしまうことも。

超自然的能力を有する他のマーベルヒーローとは異なり、超感覚を持つ以外は、基本的にケンカが強いだけのただの人間です。
そこがDCヒーローのバットマンとも共通し、視聴者から支持される理由です。

心の葛藤に苦慮する 人間臭さが人気の秘密

デアデビルが、視聴者から支持されているもっとも大きな理由は、主人公マットがあらゆることに戸惑ったり迷ったりしながら、ヒーローとしてどう生きるべきか葛藤し苦慮する姿に、リアルなヒューマニズムを感じずにはいられないところです。

生まれた時から母親がおらず、父親を悲惨な事件によって失ってしまったマットは、この世の中が信じられなくなったために、闇夜に紛れて悪を裁くデアデビルとなって戦うことを決意します。

自分自身のあり方に戸惑う 現実的なヒーロー

善と悪との違いは、明確に見えて、実はとてもあいまいだ。

このように話すマットは、弁護士としてもデアデビルとしても、本当にこれで正しいのかどうか、常にそのあり方に迷い。
終わりなき戦いの中で、善悪が入り混じったさまざまな人物と、深くかかわりあいながら、必死に生きようともがいている。

デアデビルは、他のマーベルヒーローでは決してありえない、いかにも現実的な人間臭いところが、視聴者を始めとして多くの批評家を唸らせています。

マット役は チャーリー コックス

デアデビルに扮する、主人公マットを演じるのは、イングランド出身で現在35歳の俳優、チャーリー コックスです。

イギリスBBCが制作した、大人気ドラマ「ダウントン アビー」で、ヤサ男のクロウバラ公爵を演じたコックスは、闇に紛れて悪を叩きのめすハードコアな男という真逆の役柄を熱演。

その一方で、昼間は盲目の弁護士として活躍する沈着冷静な男 マットを、当たり前のように演じ分け、もはやデアデビルがコックスの代表作となっています。

父方の祖先が貴族の家系という生い立ちを持つコックスは、2014年にジェームズ マーシュ監督がメガホンを取った、スティーブ ホーキンス博士の生涯を描いた映画、「博士と彼女のセオリー」など注目作に出演し、活躍しています。

カレン役を デボラ アン ウォール

ヒロインのカレン役を演じるのは、ニューヨーク ブルックリン出身の現在33歳、デボラ アン ウォールです。

2008年放送のドラマ「トゥルーブラッド」で、若く美しいヴァンパイアを演じて、一躍有名になったデボラ。

ドラマ「デアデビル」では、主人公マットの恋人役として、トレードマークだった赤毛をブロンドに変えて登場。
影のヒーローデアデビルを、そのまた陰で支える、気持ちのしっかりとした女性 カレンを好演し、注目度を高めています。

デアデビルに出演後は、同じカレン役で、マーベルヒーロー作品の「ディフェンダーズ」と「パニッシャー」にも出演し、シリーズでの存在感を示しています。

頼れる親友フォギー役を エルデン ヘンソン

マットと共同で弁護士事務所を設立し、親友であり最大の理解者でもある、フォギーことフランクリン ネルソン役は、アメリカ メリーランド州 ロックビル出身の俳優エルデン ヘンソンです。

現在41歳のエルデンは、何と8歳の時に子役としてデビューし、その後も、数多くの映画やドラマに出演したベテラン俳優です。

ドラマ「デアデビル」では、マットのビジネスパートナーである、優秀な弁護士フォギーを好演。
物語の中では、周囲を和ませるムードメーカーとして活躍するフォギーは、視聴者にも大人気のキャラクターです。

エルデンは、2015年に、ジェニファー ローレンス主演の超人気アクションシリーズ、「ハンガー ゲームFINAL:レボリューション」に出演するなど活躍を見せています。

看護師クレア役は ロザリオ ドーソン

メトロ総合病院の緊急救命室に勤務する、夜間看護婦のクレアを演じるのは、ニューヨーク出身で現在39歳の女優 ロザリオ ドーソンです。

傷ついて倒れていたマットを助ける、夜間看護師として登場するクレアは、そのことがきっかけでロシアンマフィアに命を狙われ、逆にデアデビルとなったマットに助けられる常連キャラの一人。

ウィル スミス主演の映画「メン イン ブラック2」や、「シン シティ」シリーズなどのヒット作に出演し、俳優として20年以上のキャリアを持つロザリオが、人命救助の現場で懸命に働く看護師クレアを熱演しています。

ロザリオは、クェンティン タランティーノやオリヴァー ストーン、スパイク リーなど有名監督の作品に多く出演し、役を選ばない見事な演じぶりを見せる実力派女優です。

悪役キングピンを ヴィンセント ドノフリオ

ヘルズキッチンを支配しようと目論む、巨漢の大悪党 キングピンことウィルソン フィスク役を、デボラと同じブルックリン出身でハリウッドの大ベテラン、ヴィンセント ドノフリオが演じています。

ドノフリオは、ベトナム戦争をテーマにした、あのスタンリー キューブリックの傑作「フルメタルジャケット」で、大柄な新兵ローレンス役で注目を集めた俳優。

軍隊という閉鎖された世界で、上官による無慈悲なイジメに遭い、精神が崩壊してゆく兵士ローレンス役で、その印象的な演技が観客を惹きつけたドノフリオ。

「デアデビル」では、際限のない暴力によってヘルズキッチンに秩序を持たせようとする、強力な悪党キングピンを情感たっぷりに演じて、視聴者を魅了しています。

キングピンは、目的のためには手段を選ばない非情な悪人ですが、妻に対してはあふれるような愛情を見せたり、そして何よりもヘルズキッチンの街を愛していたりと、人間的なところがアメコミファンから強く支持される理由です。

ドノフリオは、つい先日の2018年10月19日に日本で公開された、ブルース ウイリス主演の映画「デス ウィッシュ」に出演し、主人公の弟 フランク カージー役で活躍しています。

復讐の男 パニッシャーをジョン バーンサル

デアデビル シーズン2で重要な役どころとなる、復讐に燃えるダークヒーロー パニッシャーことフランク キャッスルを演じるのが、ワシントンDC出身の42歳 ジョン バーンサルです。

パニッシャーは、かつてドルフ ラングレンが演じた、人間核弾頭として恐れられる、マーベルコミックの超人気ヒーローキャラクター。

残忍な犯罪者に家族を皆殺しにされ、復讐の鬼と化した、パニッシャーこと元海兵隊軍人フランク キャッスル。
ドラマでは、悪は裁くが殺人はしないという、闇の裁判官デアデビルに扮するマットと、考え方の違いから対立を見せます。

悲しみを狂気の銃弾に変えて、悪党どもを一人残らず殺しまくる、冷徹な殺人者フランク キャッスルには、バーンサルはぴったりのハマリ役。

ジョン バーンサルは、2002年からオフブロードウェイの舞台に多く出演し、ハリウッド映画のヒット作にも、数多く出演したキャリアを持つ俳優です。

2014年に、ブラッド ピットの戦争アクションで大ヒットした映画「フューリー」や、アーロン エッガート主演の「ベイビー ドライバー」といった人気映画に出演し、活躍しています。

「デアデビル」の評価は?

ロッテントマトによると、ドラマ「デアデビル」について批評家の意見は、好ましいと答えた人が90%、視聴者では95%という大絶賛の評価。

特に、シーズン1は、批評家による好印象な意見が、99%というスゴさです。

好印象の理由は、主役のマットを演じたチャーリー コックスによる見事な演技で、かつてベン アフレックが演じたデアデビルの存在など、もはや忘れてしまうほどだと大絶賛しています。

視聴者からは、主演のコックスはもちろんのこと、キングピンを演じたヴィンセント ドノフリオも、素晴らしかったと評価しています。

まとめ

2015年の配信開始以来、高い評価を受けているマーベルヒーロードラマ「デアデビル」は、他のヒーロー作品では見ることのできない、現実感のあるヒューマニズムが人気の秘密です。

盲目というハンディキャップに加え、正義を貫き、悪を裁くというそのヒーローとしてのあり方を追求し、迷いながらも闘い続ける姿が共感を呼んでいます。

超人気ヒーロー パニッシャーや、エレクトラといった、マーベルおなじみのキャラも登場し、アメコミファンには目が離せない作品です。

ドラマ「デアデビル」は、NET FLIXにて絶賛配信中です。
平凡な人々と同じように、悩んだり苦しんだりしながら、懸命に生きていくヒーローの姿を、ぜひお楽しみください。

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