【海外最新情報】とても暑いからスタートは午前4時半 赤道直下の街を疾走するシンガポールマラソン

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本日の記事は、「海外最新情報」に関する記事となります。

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あのサッカー王子 デビッド ベッカムも大好きだという、超高級ホテル マリーナ ベイ サンズが有名な、東南アジアの楽園、シンガポール。

そのシンガポールで、毎年、世界中のランナーを熱くさせる戦いが繰り広げられているのが、12月に開催されるシンガポールマラソンです。
シンガポールマラソンは、海外から参加を希望するランナーも多く、2013年には、6万人ものランナーが参戦するという盛況ぶりとなりました。
人気のベイエリアを始め、市街地エリアから主要な観光名所を巡るマラソンコースは、美しい景色を眺めながら走りを楽しめるとあって、リゾート気分のランナーたちにも大注目のイベント。

赤道直下に位置する灼熱の楽園を、からだいっぱいに堪能できる、人気のシンガポールマラソンを紹介します。

IAAFゴールドラベルのシンガポールマラソン

1982年から開催されているシンガポールマラソンは、IAAF(国際陸上競技連盟)認定競技では最高峰となる、ゴールドラベルにランクされている国際大会です。
ゴールドラベルは、ワールドマラソンメジャーとして名高いベルリンやニューヨーク、東京マラソンと同じ、陸上競技界のビッグイベント。
ゴールドラベルマラソンでは、男女合わせて最低5か国からの参加者が必要。また、テレビ放映は、最低5か国で、レース全体を放映しなけらばならないという決まりがあります。

ゴールドラベルは 招待選手の実力が最も高い

ゴールドラベルの招待選手は、過去3年間で、フルマラソンでは男子が2時間10分00秒以内、女子は2時間28分00秒以内の記録を出した選手。
ハーフマラソンでは、男子が1時間1分00秒以内、女子が1時間11分00秒以内の選手。
10km/10000mでは、男子が28分00秒以内、女子が32分00秒以内となります。

ゴールドラベルのシンガポールマラソンでは、世界のトップランナーたちと一緒に参戦できるとあって、記録更新を目指すストイックなランナーも、観光目的でエンジョイしたい人にも大注目のイベントとなります。

最大の敵は暑さ 記録が出にくいシンガポールマラソン

シンガポールマラソンは、他の大会に比べて記録タイムが出しにくい大会としても、注目されています。

その原因は、赤道直下に位置する、シンガポール特有の熱帯モンスーン気候です。
12月でも最高気温31.0℃・平均気温26.4℃という厳しい暑さに加え、湿度は年間を通してほぼ100%という、じめじめした気候。
シンガポールマラソンに参戦するランナーたちは、現在の東京では7月~8月に相当する、くらくらする強い日差しとうだるような蒸し暑さに、体力を激しく消耗されながら闘うこととなります。

圧倒的な強さを見せるケニア勢

近年のシンガポールマラソンで、圧倒的な強さを見せつけているのが、東アフリカのケニア勢で、男子フルマラソンでは2002年以降12年連続で優勝をさらっています。
女子フルマラソンでもケニア勢の強さは飛びぬけており、2010年から2017年までの7大会では、2014年のみエチオピアが勝利しただけで、他はすべてケニアの選手が優勝。

ケニアの気候は、日差しの強さはありますが、首都のナイロビなどでは年間平均気温が10℃~28℃、シンガポールと比べてずっと涼しく快適です。
しかし、広大な国土を持つケニアは、地域ごとに気候変動の格差が非常に激しいのが特徴。インド洋沿岸部は特に高温多湿で、1日中蒸し暑い日が続きます。

また、ケニアには乾季と雨季があり、朝晩の急激な冷え込みや、乾燥による水不足。時には、農地が不作となり、深刻な食糧不足に陥ることもあるなど過酷な環境です。

ケニアの選手たちは、自国での厳しい生活に慣れているため、シンガポールの蒸し暑さなどは、むしろ快適なくらいでしょう。

ルーク キベトが出した 破られないコースレコード

コースレコードは、男子では、ケニアのルーク キベト選手が、2009年に達成した2時間11分25秒。
この記録は、シンガポールマラソンとしては異例の速さで、現在まで破られるどころか、肉迫する記録すらまだ出ていません。
もっとも近いタイムは前年の2008年大会で、同じルーク キベトが記録した2時間13分1秒です。
2017年に優勝した、ケニアのコスマス キムタイ選手が出したタイムは2時間22分48秒で、他の優勝選手のタイムと同様、大きく遅れています。

女子選手のコースレコードは、ケニアのサリーナ コスゲイ選手が2006年に記録した、2時間31分55秒です。

日本人では、1997年に佐藤 努選手が優勝を果たしており、タイムは2時間28分8秒となっています。

2018年のシンガポールマラソンのコースは?

2018年のシンガポールマラソンは、12月8日(土)に10kmマラソンと5kmのファンラン、キッズダッシュという、子供たちと一緒に楽しむ600mのランイベントが開催されます。
そして、メインとなるフルマラソン、ハーフマラソンが、12月9日(日)にスタート。

シンガポールマラソンの特徴として、毎年少しずつコースが変更されていること。
今年の大会では、フルマラソン・ハーフマラソンを始めすべての競技で、モータースポーツの最高峰F1シンガポールGPが開催されている、F1ピットビルディング前からスタート。
ゴール地点もすべて同じで、マリーナ ベイ地区に設置された、世界最大の浮遊式海上ステージ、ザ フロートとなります。

フルマラソンのコース

フルマラソンは、12月9日の未明、午前4時30分にスタート。
総勢12,000人(フルマラソンの定員数)のランナーが、F1ピットビルディング前スタート地点に集結します。
フルマラソンの対象年齢は18歳以上です。

◇シンガポール国内を東から西へ
スタート地点からリパブリック通りを走り、クロウフォードストリートでUターンしてニコールハイウェイへ。
ラッフルズホテル前を通過し、ビーチロードからウォー メモリアルパークとセントアンドリュー教会、シンガポール国際美術館、シンガポール名物マーライオンを横目にフラートンロード疾走。

・ケッペルハーバーマリーナから海を臨む
セシルストリートからラオパサ フェスティバルマーケットを通過し、ケッペルロードを走ると、旧タンジョンパガー駅の向こうにケッペルハーバー マリーナが見えます。

ウエストコーストハイウェイに入ってから、途中で道なりに大きくUターンして、アンソンロードとロビンソンロードを抜けると、再びラオパサ マーケットで直角に曲がります。

・ベイエリアのおすすめスポットを総なめ
マリーナビルディングを抜けてベイエリアを疾走し、マリーナビレッジ、ガーデン バイ ザ ベイを通過して、マリーナイーストへ。
イーストコーストパーク サービスロードで再度Uターンして、マリーナベイ周囲をぐるりと回り、再びガーデン バイ ザ ベイへ。
シーエリア通りに入って、マリーナ ベイ サンズを通過し、パブリックビルディングでUターンしてラッフルズ通りへと入ります。

・シンガポールフライヤーを曲がればあと少し
高さ165mという、アジア最大の観覧車 シンガポールフライヤーが見えたら大きく右にカーブ、そのままラッフルズ通りを走ってエスプラネードシアター前でUターンすれば、あと少しでゴール地点のザ フロートへとたどり着きます。

このようにシンガポールマラソンでは、国内ではほぼすべてとなる、観光名所を網羅したコースを走るため、美しい景色を眺めながらリゾート気分を満喫できます。

ハーフマラソンのコース

ハーフマラソンも、フルマラソンと同時に、12月9日未明の4時30分にスタート。

ハーフマラソンのコースは、フルマラソンからイーストエリアの部分が省略されたコースとなります。
ハーフマラソンでも、ラッフルズホテルや、セントアンドリュー教会、マーライオンにラオパサマーケット。
旧タンジョン パガー駅や、ケッペルベイマリーナ、エスプラネードシアターなど、主要な観光地の前を通過します(マリーナ ベイ サンズなど、ガーデン バイ ザ ベイ付近は通りません)。

ハーフマラソンの対象年齢は16歳以上です。

10kmマラソンのコース

10kmマラソンは、フル/ハーフマラソン前日となる、12月8日の午前7時にスタート。

10kmマラソンでは、F1ピットビル前から、リパブリックロードを北へと向かい、ナショナルスタジアムでUターンしてニコールハイウェイへ。
ニコールハイウェイを南下して、再びリパブリックロードを走り、ラッフルズ通りへと入って、シンガポールフライヤー前を右折。
ラッフルズ通りを走り、エスプラネードドライブでUターンして、エスプラネードシアターを通過、ゴール地点のザ フロートへ。

10kmマラソンの対象年齢は12歳以上です。

5kmファンランのコース

5kmファンランは、10kmと同じ12月8日の、7時45分にスタート。

5kmマラソンのコースは、リパブリック通りを北上し、ビーチロードでUターン。
リパブリックロードからラッフルズロードへと入り、シンガポールフライヤー前を右折。
ラッフルズ通りを、エスプラネードドライブでUターンして、エスプラネードシアターを通過、ゴール地点のザ フロートへ。

5kmファンランの対象年齢は10歳以上です。

600mキッズダッシュのコース

親子で楽しめる、600mキッズダッシュは、12月8日の夕方より開催されます。
600mキッズダッシュのコースは、オーチャード通りの、高島屋前キッズダッシュカーニバルをスタートし、すぐにUターンしてタングスプラザまでの600mのコースを走ります。2018年も、おそらく同じ場所で開催されると思われます。

スタート時間は、3歳以下が午後6時、4歳~6歳が6時30分。
7歳~9歳が8時15分、10歳~13歳が9時15分です。

完走した人にはメダルがもらえる

シンガポールマラソンでは、うれしいことに、完走者全員に、大会オリジナルとなるメダルがもらえます。
他にも、完走者だけに与えられるフィニッシャーズTシャツ。
シンガポールマラソンを完走した証拠となる完走証は、ウェブサイトから、48時間以内にダウンロードして、プリントアウトできる仕組み。

また、参加者全員に、記念ランニングTシャツが送られます。

シンガポールマラソンに参加する際の注意点

シンガポールマラソンの開催日まで、あとわずかと迫っています。
今年の大会に参加予定の人は、毎日のトレーニングに余念がないことと思いますが、競技に向けての体力づくりの他に、注意しておきたい点について説明します。

ホテルからスタート地点までの移動手段に注意

シンガポールマラソンのスタート時間は、フルマラソン/ハーフマラソンでは、未明の4時30分となっています。
そのため、公共交通機関のMRT(市内を走る鉄道や地下鉄)やバスなどは、当然営業時間外です。

2018年のスタート地点は、F1ピットビルディングですので、そこからほど近い、リッツカールトンやパンパシフィックシンガポール。マリーナマンダリンホテルに宿泊するなら、問題はありません。
スタート地点からもっとも遠い、マリーナマンダリンからでも、徒歩で約20分程度で到着します。

これらのホテルよりも、さらに遠い場所で宿泊する場合は、現地のタクシーアプリを使用して、タクシーを事前に予約しておくのが最適でしょう。

手荷物の預け入れは非常に混雑する

スタート当日で、もう一つ注意すべきなのは、手荷物の預け入れです。

マラソンでは、競技中にカバンなどの荷物を持つことが難しいため、スタート地点で手荷物を預けると、ゴール地点で受け取ることができるサービスがあります。

シンガポールマラソンは、参加者が多いために、スタート前の手荷物預け入れ窓口が、例年非常に混雑しています。
当日は、あっという間に大行列ができ、中には荷物の預け入れに手間取って、スタート時間が遅れてしまった人も。

2018年度の大会では、このようなトラブルがないように、受付窓口を増やすなどの対策をしていると、主催者側はアナウンスしています。
とはいえ、完全に当てにはできないので、スタートに遅れないよう、できるだけ早めに到着しておくことをおすすめします。

マラソン以外も楽しめるシンガポール

シンガポールマラソンに参加する人は、せっかくなら、同時に現地の観光スポットを満喫するのがおすすめ。

ユニバーサルスタジオもあるシンガポール

シンガポールには、日本でも人気のテーマパーク、ユニバーサルスタジオ シンガポールがあります。
日本のものよりも、ややこじんまりとしていますが、それでも建物のかわいさや、楽しいアトラクションなど盛りだくさんとなっています。
マラソンを兼ねて、家族旅行を楽しみたいなら、ぜひ出掛けてみましょう。

極めつけはやっぱり マリーナ ベイ サンズ

他にも、セントーサ島のアンダーウォーターワールドや、植物園のガーデン バイ ザ ベイ。
観覧車のシンガポールフライヤーや、シンガポール動物園といったステキな観光スポットがたくさんあるシンガポールですが、どうせなら、噂のマリーナ ベイ サンズに宿泊してみるのはどうでしょう。

最上階にある、世界最大の屋上プールは宿泊者専用となっており、美しい風景を眺めながらひと泳ぎすれば、最高に優雅な気分に浸れること間違いなし。
他にも、ステキなバー&レストランや、巨大なショッピングモールも併設されていますから、暑くて外へ出たくない人にはもってこいのホテルです。

まとめ

赤道直下に位置する灼熱の楽園、シンガポールで開催される、ゴールドラベルクラスの世界的競技、シンガポールマラソンを紹介しました。

シンガポールにある、主要な観光スポットを網羅する、素敵なマラソンコースは、競技中に飽きることがなくおすすめです。
コースとしては、全体に平坦で走りやすいですが、シンガポール名物の熱帯モンスーン気候が与える、高温多湿にはぜひとも注意を。
コース上には、1.8kmごとに給水所が設けられ、バナナなどの栄養補給もできるので、ランナーにはうれしいポイントです。

あなたもぜひ、美しい観光地を眺めながら、熱帯の街を疾走する、シンガポールマラソンに挑戦してみましょう。

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