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2001年の映画「アイ アム サム」でショーン ペンと共演し、幼くも気丈な主人公の娘を見事に演じたことで、まだ7歳の少女ながら、将来を嘱望される逸材として一躍有名になった女優 ダコタ ファニング。24歳になった現在も多くの作品に出演し、活躍中のダコタが主演を務める素敵な映画が、この秋、日本で公開されます。
映画「500ページ夢の束」は、自閉症という心の壁に立ち向かいながら、懸命に生きる女性の姿を描く、笑いと感動にあふれた作品です。難解な役柄も平然とやってのける、名女優 ダコタが演じる主人公と、周囲の人々との触れ合いをコミカルなタッチで描いた、映画「500ページの夢の束」を紹介します。
Contents
心を伝えられない不安と葛藤に苦しむ
自閉症の人は、心の中で起こる原因不明の機能不全によって、他人との意思の疎通に不具合が生じ、周囲の人との関係を上手く築けません。映画でダコタが役を務める主人公 ウェンディも、そのような、相手に自分の気持ちを伝えられない不安と葛藤に苦しむ女性です。そのために、心から慕っているたった一人のお姉さんとも離れ、施設に入所して孤独な人生を生きています。
研ぎ澄まされた感性と類まれな記憶力
施設の中でさびしく毎日を過ごす主人公が、ただひとつ心のよりどころとするのが、アメリカの超人気SFドラマ「スタートレック」です。大好きなスタートレックについては、並外れた知識と観察力を持つ彼女は、スタートレックの登場人物や世界観を使用した、オリジナルの脚本を書いて楽しんでいます。
いつか自分が書いた脚本が採用され、テレビドラマ「スタートレック」の作品として放映されたら、どんなにか幸福だろうと、彼女はただひとり夢見ています。
脚本を手にいざハリウッドへ!
ある日のこと、何気なくテレビを眺めていたウェンディは、思いもかけない夢のような朗報を耳にします。それは、何と憧れのスタートレックの脚本を募集してコンテストを開催し、優勝した作品をテレビシリーズとして放映するというものです。ウェンディは、願ってもない好機に大喜びし、早速コンテストのために新たな脚本を書き始めます。
試行錯誤の末、ようやく完成した「珠玉の作品」は500枚もの大作です。施設のソーシャルワーカーに見せると、「あら、長いわね」と一言。しかし、問題はそれではなく、コンテストの締切日が間近に迫っており、今から郵送しても期日に間に合いません。
ちいさな夢を乗せた数百キロの冒険が始まる
「こうなったら、直接持っていくしかない」そう考えたウェンディは一大決心し、施設から数百キロ離れたハリウッドへ、生まれて初めて、たった一人で旅に出ることを決意します。
知らない人と話ができないウェンディは不安でいっぱいです。それでも勇気をふりしぼり、苦労して仕上げた原稿と、唯一の友達である小さな愛犬をバッグに入れて、ウェンディはバスに乗り込みます。
スリルとハプニングが楽しめるコメディー作品
突然いなくなった彼女に、施設や周囲の人たちは大慌てです。果たして主人公は無事にハリウッドまでたどり着けるのか、行く先々でさまざまなハプニングや、スリリングな展開がウェンディを待ち受け、その面白さが観る者を大いに楽しませてくれます。
まとめ
映画「500ページの夢の束」について紹介しました。自閉症という困難な役柄をものともせず、もはやリアリズムという言葉を超越して、あたりまえのように演じ切るダコタの天賦の才能には、やはり目を見張るものがあります。
自分の中にある心の壁を乗り越えようとして、懸命に生きる女性と周囲の人たちのとの関わり合いを、コメディータッチで描いた映画「500ページの夢の束」は、2018年9月7日より全国で上映されます。
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