【海外最新情報】もしも自分が幽霊になってしまったら? 映画「ア ゴーストストーリー」

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本日の記事は、「海外最新情報」に関する記事となります。

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ある日、当然に不幸な事故に遭い死んでしまったら、これまで生きてきた人生はどうなるのか?
大切な妻や家族はこの後どう生きていくのだろう。
そのような、誰もがふと考える疑問に焦点を当てた映画が、昨年全米で公開され話題となっています。

映画「ア ゴーストストーリー」は、人は死んだあと一体どうなってしまうのか、誰にでも必ず訪れる死を果たして受け入れることができるのかといった、人々が持つ永遠のテーマを深くえぐり出した作品として評価されています。
自分が死んでしまった後も世界は終わらずに続いていく、このような思わず切なくなる想像を、その姿を見ることはできないゴーストを通して、観るものすべてに強く訴えかける映画「ア ゴースト ストーリー」を紹介します。

人生は悔いが残ることばかり

映画の舞台はアメリカテキサス州の州都ダラスで、主人公は、郊外の静かな場所に立つ家で、妻とともに幸せに暮らす男性です。
緑に囲まれた家に住みご満悦の彼でしたが、愛する妻とはどこか気持ちに食い違いがあり、かみ合わないこともしばしば。
けれども彼は、特に気を咎めることもなく毎日を過ごしていました。

そのようなある日のこと、主人公の彼は不幸な交通事故に遭い、突然に命を失って帰らぬ人となってしまいます。
全身に真っ白なシーツを掛けられ、ベッドに横たわるその姿を前にして、ぼう然と立ち尽くす妻。
とても信じられない悲劇に、悲しみのあまり、彼女は泣き崩れます。

自分の死に気づかずシーツを被ったゴーストになる

例えば病気や老衰によって、自分が息絶えていくのをはっきりと感じながら死んでゆくのと、予期せぬ事故により気を向ける間もなく死んでしまった、この主人公とでは何が違うのでしょうか?
その答えは知る由もありませんが、悲しいことに主人公の彼は、自分が死んだことに全く気付かぬまま、ベッドから起き上がります。

一体何があったのか、何も知らぬまま家に帰ろうする彼は、大きくて真っ白なシーツに全身を包まれたまま歩き始めます。
ついにわが家へとたどり着いた彼。不思議なことにシーツには大きな穴が二つ空いていて、彼はそこから外が見えるようになっています。
家に入ると、彼は悲しみに沈む妻を見つけますが、彼女にいくら呼び掛けても、何をしても全く気付きません。

ただ見ていることしかできない悲しみ

少しずつ自分が置かれている状況を理解し始めた彼は、どうすることもできずに、自分の家でゴーストとしてただ存在しながら、彼女のことをただ見ているしかありません。
やがて時が過ぎ、夫を亡くした悲しみから立ち直った彼女は、ボーイフレンドを連れて家に帰ってきます。
大切な妻が他の男といるのを目の前にして、自分はいつも近くにいるのに、何もできないことがあまりに情けない。
彼はヤケを起こし、急に部屋の明かりを消したり、本を投げつけたりして彼女を驚かせてしまいます。

ひとり取り残された彼の運命は?

とうとうこの家を捨てて、街を出ていく決意をした彼女は、旅立つ前に小さな紙きれにあるメッセージを書いて、壁のひび割れの中に入れます。車に乗り込み出発する彼女。
彼は追いかけようとしますが、シーツにくるまれたゴーストの足では、スピードを上げて走り去る車には、とてもかないません。

本当は彼女は彼のことをどう思っていたのか、紙に書かれたメッセージとは一体何だったのか。
すべてを知らぬまま、ひとり取り残された彼は、かつてのわが家でゴーストとして存在し続けます。
このまま主人公はどうなってしまうのか、映画「ア ゴースト ストーリー」はここからが本当の見どころとなります。

シーツを被ったゴーストの寂しい現実に涙する

もし幽霊(ゴースト)が実在したら、自分が幽霊になってしまったらどうなるのか。
誰もが想像し、現実には決して知ることのできないこの問題を、映画「ア ゴースト ストーリー」は、スクリーンで見事に具現した素晴らしい作品です。

主人公のゴーストを演じるのは、映画「マンチェスター バイ ザ シー」で、アカデミー主演男優賞を獲得した俳優ケイシー アフレック。
主人公の妻には、映画「キャロル」で、カンヌ映画祭女優賞に輝いたルーニー マーラがキャスティングされ、名優二人の情感あふれる演技に注目が集まります。

劇中では、全身に白いシーツを被ったままゴーストを演じるケイシーが、想像を超えたリアリティを放っており、あまりにもかわいそうで涙なしには観られません。

まとめ

映画「ア ゴースト ストーリー」は、昨年全米で公開され、多くの観客や批評家たちから賞賛を浴びた作品で、おそらく映画史上まれにみる傑作のひとつと言えるでしょう。
何よりも、寂しすぎるゴーストという発想は、斬新さが際立っています。
日本では、11月7日に全国で公開されますので、ぜひともお見逃しなく。

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