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本日の記事は、「海外最新情報」に関する記事となります。
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全世界で爆発的な人気となったイギリスのテレビドラマシリーズ「ダウントン アビー」が、新たに劇場映画として制作されることが正式に発表されました。
日本でも、「ダウントン アビー 華麗なる英国貴族の館」という題名で、NHK地上波で全シーズンが放送されていたことから、数多くのファンが存在します。
「ダウントン アビー」は2016年に放送されたシーズン6で結末を迎え、その後に映画化されるとの噂が度々報じられていたため、今回の正式発表はファンにとってこの上ない朗報でしょう。
激動の時代と呼ばれる20世紀初頭のイギリスを舞台に、英国貴族の屋敷で繰り広げられる住人達の生きざまを描いた超人気ドラマ、「ダウントン アビー」の魅力と、気になる映画化についての情報を紹介します。
Contents
貴族や使用人たちの暮らしをリアルに描いた秀作！
英国ITVテレビが制作した「ダウントン アビー」は、イングランド北東部にあるという架空の館「ダウントン アビー（ダウントンの大邸宅という意味）」を舞台に、そこに住む貴族や使用人たちの暮らしをリアルに描いた秀作ドラマです。
限嗣相続制に悩まされる家長ロバート
ダウントン アビーの所有者でクローリー一族の家長であるグランサム伯爵 ロバートは、妻コーラとの間に長女メアリー 次女イーディス 三女シビルという三人の娘たちがいます。しかし、当時イギリスで施行されていた「限嗣相続制（げんしそうぞくせい）」により、一族の男性一人のみが爵位や財産の全てを相続する決まりがあり、男児のいない家長ロバートの後継ぎは、いとこのジェームズが請け負うことになっています。
一族の後継ぎ問題に心を揺らすメアリー
ロバートの長女メアリーはジェームズの一人息子パトリックと婚約しており、いずれは子孫が家を継ぐことになりますが、この婚約が彼女の本意なのかそれとも故意なのか、気位の高い女性であるメアリーは決して表には出しません。ですが、その後一族に訪れるさまざまな事件をきっかけに、メアリーの揺れ動く心が少しずつあらわになり、ドラマの見どころの一つとなっています。
歴史的事件に翻弄されるクローリー家の人々
ダウントン アビーの魅力は、実際に起きた歴史的事件が背景となり、登場人物たちに大きな影響を与えていくところです。
シーズン1の第一話では、有名なタイタニック号沈没事件が登場します。こともあろうに後継ぎのジェームズと息子のパトリックがタイタニックに乗船しており、不幸にも二人とも命を無くしてしまったとの手紙が一族の元へ届きます。思いもよらぬ訃報に屋敷は騒然となり、このことがロバートやメアリーを始め、人々の運命を大きく変えることになります。
この他にも、第一次世界大戦の勃発やアイルランドの独立など、おなじみの事件が次々に登場し、作品の持つリアリティを向上させています。
映画でも俳優陣の魅力が最大限に発揮される
ダウントン アビー最大の魅力は、出演する俳優陣の見事な演技力にあります。その類まれな素晴らしい演技が、実存する英国貴族の邸宅を使った豪華絢爛な撮影セットや、ドラマの舞台となったヨークシャー地方の美しい自然風景とあいまって、あたかも本物の貴族と使用人たちの暮らしを目にしているかのような錯覚にとらわれます。
ドラマと同じスタッフで製作される
映画版「ダウントン アビー」にはドラマと同じ制作者や俳優がそのまま起用され、脚本はジュリアン フェローズが担当し、監督にはドラマで6つのエピソードを手掛けた、ブライアン パーシバルがメガホンを取ります。
俳優陣は、ロバート役のヒュー ボネビルはもちろん、長女メアリーを演じたミシェル ドッカリ―といったおなじみのダウントンメンバーがそろって出演します。ロバートの母親で、娘たちのおばあさまバイオレットを演じて人気となった、イギリスの大女優 マギー スミスも出演することが決定し、ファンにとってはうれしい限りでしょう。
まとめ
注目の映画「ダウントン アビー」の制作は、着々と準備が進行中で、2018年の夏に撮影が開始されるといいますから、もうまもなくしてカメラが回ります。メアリー役のミシェルは自身のインスタグラムで、「ようやく秘密を明かせます。この夏、映画版が撮影開始です」とコメントし、作品に対する意欲をほのめかせています。
気になる映画「ダウントン アビー」の公開時期は、2019年の末頃と予想されます。それまでに、撮影の進捗状況はもちろん、ファンにとって今後の情報にはきっと目が離せないでしょう。
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