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第二次世界大戦後、圧倒的な力で世界を席巻してきたアメリカ経済に、明らかな陰りが見え始めた1980年代の初頭。
南カリフォルニアに発足した、全員が20代の裕福な若者たちによって構成された、BBCという名の社交クラブが注目を集めました。
映画「ビリオネア ボーイズクラブ」は、80年代に実在した社交クラブで起きた、ある事件を元に制作された注目の娯楽映画で、ハリウッド期待の若手俳優たちが出演することで話題となっています。
アメリカでは2018年7月にすでに公開され、まもなく日本にも上陸するという、注目の作品を紹介します。
Contents
アメリカを騒がせた悪賢い少年たち
ロスアンゼルスの若き経営コンサルタント、ジョー ハントことジョセフ ヘンリー ガムスキーが設立した、華やかな社交クラブBBC。
その名はやがて世間に知られ、いつしかBillionaire Boys Club(ビリオネア ボーイズクラブ:億万長者の少年クラブ)と冗談交じりに呼ばれるようになります。
ですがその後、組織のなかでポンジスキームによる、大規模な詐欺が行われているとのスキャンダルが出現し、アメリカ中が騒然となります。
ポンジスキームとは?
ポンジスキームとは、投資家などから運用目的で集めた資金を、実際には運用せずにそのままだまし取るという、現在も被害が続出している古典的な詐欺の手法です。
100年近くも前に初めて発覚した、この方法は極めて単純です。
最初に必ず儲かるからと少額の出資を持ち掛け、約束通りに配当金を渡します。
そうして相手を信用させたところで、次に大口の投資を誘い掛け、出資金を受け取ると、そのまま姿を消して金をだまし取るというもの。
首謀者は高校のクラスメート二人
映画の舞台は、1983年のロスアンゼルス。金融の専門家として上流階級が集まる商談の場に来ていたジョーは、プロテニスプレイヤーで高校のクラスメートだったディーンと偶然に再会します。かねてからポンジスキームによって金をだまし取る計画を温めていたジョーは、有名人のディーンを上手く説得して、ビバリーヒルズ屈指の富裕層である友人たちを集め、裕福な若者が集う華やかな社交クラブBBCを立ち上げます。
いつかは必ずツケが回って来る
お金持ちの御曹司たちの信用を盾に、いとも簡単に次々と詐欺を成功させる、ジョーとディーンやその仲間たち。若者たちは、あっという間に大金を手にしますが、彼らの華やかな暮らしぶりを見ていた出資者たちは、誰一人騙されているとは気づきません。
こうして集められた、たくさんのお金は、クラブのメンバーたちの豪遊によって泡のように消えていきます。
金ならすぐに手に入るさと、ジョーとディーンは余裕しゃくしゃくでセレブな暮らしを堪能しますが、やがて思わぬ落とし穴が彼らを待ち受け、これまでのツケがいっぺんに回ってくることに…。
主演は期待の若手俳優
映画「ビリオネア ボーイズクラブ」で、主演の金融コンサルタント ジョーを務めるのは、映画「ベイビー ドライバー」で人気急上昇中の俳優アンセル エルゴートです。
もう一人の主役、クラブのナンバー2でプロテニスプレーヤーのディーン役を、映画「キングスマン」に出演し注目を集めた、タロン エガートンが務めます。
他にも、若手実力派女優のエマ ロバーツや、人気ファッションモデルとしても有名なスキ ウォーターハウスがキャスティングされ、豪華な俳優陣にも注目の作品です。
セクハラ疑惑でお騒がせのケビン スペイシーも出演
本作品には、30年前に当時14歳だった少年に性的暴行を行ったとして、世間を騒がせている、オスカー俳優ケビン スペイシーも出演しています。
このセクハラ疑惑は、30年前という月日の経過から時効が成立し、結果的に不起訴となりました。
しかし、スペイシーが、これまで何度となく同様の行為におよんでいたことは、業界では暗黙の事実だったと言われています。
今回のセクハラ疑惑に関する、社会への反響を重く見た業界の判断により、現在スペイシーは、人気ドラマシリーズなど多くの役を降板させられています。
映画「ビリオネア ボーイズクラブ」を配給するヴァーティカル エンターテインメントは、この件に関して、「セクシャルハラスメントの罪悪を黙認するわけではないが、映画は事件発覚前の2016年にすでに完成しており、制作に携わったキャストやスタッフの熱意を考慮して、映像に加工などを行わず上映することを決定した」とコメントしています。
まとめ
映画「ビリオネア ボーイズクラブ」の魅力は、単なる娯楽作品としてだけではありません。
人気のビットコインを始め、現在も社会問題化しているボンジスキームという悪辣な詐欺の手口を、あらためてとり扱ったことにも大いに注目です。
映画ファンのみでなく、多くの人々に必見の本作品は、11月10日より新宿武蔵野館ほか全国で順次公開予定となります。
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