【海外最新情報】元海兵隊の殺し屋が演技に目覚めてしまった エミー賞受賞のコメディードラマ「バリー」

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元海兵隊員だった孤独な男が、闇の世界に足を踏み入れ、殺し屋稼業で生計を立てるうちに、とんでもない的外れな道に生きがいを見つけてしまった!

全米で大人気のバラエティーショー、「サタデーナイトライブ」出身の有名コメディアンで、俳優やプロデューサーとしても活躍するビル へイダーが主演の、「殺し屋+お笑い」という相反するテーマで大人気となっているコメディ―ドラマ「バリー」。
ダークな世界観にゾクッとしながら、人間の本質を鋭く突いたブラックなギャグで、とても笑わずにはいられないと、2018年のプライムタイムエミー賞 主演男優賞を見事に獲得。

アメリカ中に笑いの嵐を巻き起こす、人気コメディアン ビル へイダーが、製作総指揮・共同クリエーター・監督・脚本・主演という5役を務めた、注目のダークコメディ「バリー」の見どころを紹介します。

ものまねタレントから大成した ビル へイダー

「ビッグ リトルライズ」などクオリティの高い作品で注目される、アメリカの放送局HBO で、2018年3月から放送が開始されたドラマ「バリー」を手掛けている、エンタメ界のスーパーマルチプレイヤー ビル へイダー。

NBCテレビの長寿バラエティとして1975年から放送されている、毎週土曜日の23時30分に始まる「サタデーナイトライブ」において、ビルはアル パチーノやヴィンセント プライスといった、大物俳優の物まねを披露して人気を博します。

コメディアンから 俳優そしてプロデューサーに

その後は、コメディーを中心に映画やテレビドラマにも出演し、大活躍したビル。
その才能は、非常に高く評価され、1997年から2013年まで放送された大人気アニメ、「サウスパーク」ではプロデューサーとして名を連ね、2009年には、見事にプライムタイムエミー賞を獲得しています。

批評家から高く評価された ドラマ「バリー」

このように、才能豊かなビルが主演を務め、制作も手掛けていると注目の作品「バリー」。

アフガニスタンから帰還した元海兵隊員で、戦地で受けたPTSD(心的外傷)などから、社会生活に上手くなじめない男性が主人公という、現実にも社会問題となっている決して笑えない話から。
スーパーコメディアン ビル へイダーならではの、シリアスとシニックを混合した絶妙なタッチで、どよめくような笑いを巻き起こすと、多くの批評家から絶賛されています。

ドラマ「バリー」は、2018年のプライムタイムエミー賞で、主演のビルが主演男優賞。ジーン役のヘンリー ウインクラ―が、助演男優賞を見事に獲得。他にも、作品賞・監督賞・脚本賞にノミネートされています。

戦争で自分を見失った主人公バリー

ドラマ「バリー」の主人公バリー バークマン(ビル へイダー)は、生死の狭間を渡る壮絶な戦場として知られるアフガニスタンで、海兵隊員として従軍し帰還した男。

激しい戦闘に明け暮れる毎日を過ごし、戦争以外に生きていく術がわからなくなったバリー。
世の中における自分の存在をすっかり見失い、仕事や人間関係といった通常の社会生活が全く理解できないバリーに、手を差し伸べたのが、父親の友人で伯父のような存在のモンロー フュークス(スティーブン ルート)でした。

ただ機械のように人を殺すだけ

「オマエの特技を生かせて、稼ぎもいい、とっておきの仕事を紹介してやる」
そう話すフュークスは、軍隊で身に着けた銃やナイフの腕前を使って、世の中のために悪人を殺して報酬を得る、殺し屋の仕事をバリーに持ち掛けます。

単純なバリーは、フュークスの策略にまんまとはめられ、彼の言うとおりにターゲットにされた人物を、まるで機械みたい躊躇せずに次々と殺害。
フュークスの腹の内は、仕事を持ちかけてはバリーに殺させて、依頼者から受け取った報酬からがっぽりピンハネするという、卑劣な考えです。

そのようなことなど考えもしないバリーは、悪人を殺してお金がもらえるならと、言われるがままに殺しを繰り返しますが、次第に心の中に開いた穴に気づき始めます。

殺し以外のやりたいことを偶然にも発見してしまう

バリーは、フュークスに言われて、住まいのあるクリーブランドから、殺しの仕事のためにロサンゼルスへと飛びます。
その仕事とは、チェチェンマフィアのボスから、ボスの女房に手を出した、不倫相手の男を殺害してほしいというもの。

他人の女房を寝取った悪人には違いないが、それでも、殺すほどのことがあるのだろうか?
どことなく疑問を感じつつも、バリーがターゲットのいる建物へと入っていくと、そこには、これまでバリーが見たこともない光景が…。
建物の中は劇場で、役者たちが芝居の訓練を行っており、舞台に立つ女性の真に迫る演技に、バリーは一瞬で目を奪われてしまいます。

もう人殺しなんてやってる場合じゃない

それどころか、ひょんなことから、殺すはずのターゲットの男と、こともあろうか舞台に立つ羽目になったり。
演劇スクールで学ぶ女性たちと知り合いになり、お酒まで飲みに行ってしまうバリー。
あまりにも気分が良すぎて、本来の仕事のことなどすっかり忘れてしまい…。

こうして、演技という世にも素晴らしいものに出会ってしまった、孤独な殺し屋バリーの、華々しくもあやうげな人生が幕を開けるのでした。

どこまでもシリアスなのに なぜか笑ってしまう

ビル へイダーが手掛ける、新感覚ダークコメディ―「バリー」は、通常のコメディーに見られるような、突拍子もないギャグはどこにもありません。
「バリー」の見どころは、徹底的にシリアスなストーリー展開にもかかわらず、なぜか笑ってしまうという、俳優たちによる抜群の演技力と巧みな演出にあります。

特に、ビルが作り上げた、主人公バリーの役づくりの上手さは、これまでどの作品にもなかった、極めて斬新なもの。
頭のてっぺんから足の先まで、孤独で精神を病んでいる、悲劇的な殺し屋そのものなのに。
バリーの持つ表情や、仕草とか行動といった何もかもすべてが、観る者を笑わせずにはいられないところが、作品の持つ最大の魅力となります。

魅力的なキャラを演じる俳優陣にも注目

ドラマの中で、視聴者を大いに笑わせてくれるのは、主人公のバリーだけではありません。
バリーが、演劇スクールで仲良しになる、女優志望のサリー(サラ ゴールドベルグ)や、演劇講師のジーン クジノー(ヘンリー ウィンクラ―)。
ハリーの伯父がわりで、ずるがしこい欲の塊みたいなフュークスや、チェチェンマフィアの手先ノホ ハンク(アンソニー キャリガン)。
女房の不倫に怒りを露わにする、マフィアのボス ゴラン バザールなど、それぞれが魅力と個性がいっぱいで、視聴者を大いに楽しませてくれます。

これも、コメディアンで俳優、脚本家でプロデューサーというマルチな才能を持つ、ビルの手腕によるところが大きいでしょう。

ドラマ「バリー」に出演するキャストを紹介

HBOで放送されている人気テレビシリーズ、新感覚ダークコメディ「バリー」に出演する、キャストを紹介します。

主人公バリー役は ビル へイダー

アフガニスタンから帰還した元海兵隊員、社会生活になじめない孤独な主人公バリーを演じるのは、アメリカ オクラホマ州出身の、スーパーコメディアン俳優ビル へイダーです。

1998年から、エンタメ業界で活動を始めたビルは現在40歳。
コメディアンとして人気を獲得したビルは、トム・クルーズ主演のコメディー映画「トロピックサンダー/史上最低の作戦」(2008)、「ナイトミュージアム2」(2009)、ウィル スミス主演の人気シリーズ「メン イン ブラック3」(2012)。
エイミー シューマー主演の大ヒットコメディー、映画「エイミー、エイミー、エイミー、こじらせシングルライフの抜け出し方」といった、ヒット作に出演します。

2018年より放送が開始された、本作「バリー」では、プライムタイムエミー賞コメディ部門で、見ごとに主演男優賞に輝き、すでにシーズン2の制作が決定。
今後も、エンタメ界のスーパーマルチアーティスト、ビルの活躍には、目が離せません。

熱血演劇講師ジーン役は ヘンリー ウインクラ―

演技に惹かれるあまりに身の上を打ち明けてしまったバリーに、即興芝居だと勘違いして興味を示す、演劇講師ジーン役は、ニューヨーク マンハッタン出身の俳優ヘンリー ウインクラ―です。

俳優としてのみでなく、声優や映画監督、映画プロデューサーとしてのキャリアを持つ、ヘンリーは現在73歳。
1970年代から活動を開始した大ベテランのヘンリーは、1974年にレギュラー出演したテレビシリーズ、「ハッピーデイズ」で人気に火がつき、ゴールデングローブ賞に二度も輝きます。
また、デイタイムエミー賞には5回ノミネートされ、そのうち1985年と2005年に受賞を達成。
エンタメ界での功績がたたえられたヘンリーは、1981年のハリウッド ウォーク オブ フェーム(ピンクの星型プレートとともに、名前が刻まれる)を授与されることに。

本作「バリー」では、2018年のプライムタイムエミー賞 助演男優賞に、見事輝いています。

ずる賢い伯父フュークスを スティーブン ルート

バリーに与えられる殺しの報酬を、がっつりピンハネする伯父のフュークス役を、アメリカ フロリダ州サラソーダ出身の俳優、スティーブン ルートが演じます。

オーストラリア映画の人気シリーズ、「クロコダイル ダンディー2」(1988)で映画デビューしたスティーブンは、現在66歳。
ハリウッドに来てからは、コーエン兄弟が手掛けたスリラー、映画「ノーカントリ―」(2007)や、レオナルド ディカプリオ主演の「J.エドガー」といった話題作を含め数多くの作品に出演。

テレビドラマでも、非常に多くの作品に出演している、スティーブンですが。近年でもっとも印象的なのは、2015年からamazonプライムビデオから配信されている、ドラマ「高い城の男」の、ホーソーン アベンゼン(高い城の男)役です。

女優志望のヒロイン サリー役は サラ ゴールドベルグ

バリーが入ろうとした劇場ビルの非常階段で、セリフを練習中に偶然出会った女優志望のヒロイン サリー役は、カナダ バンクーバー出身の女優、サラ ゴールドベルグです。

日本のドラマファンには、まだなじみの薄い女優サラは、現在33歳。
サラは、ロンドンのロイヤルコートシアターで、演劇クライボーンバークに出演し、2011年のローレンス オリヴィエ賞にノミネートされた実力ある女優です。

ドラマ「バリー」では、女優を夢見る奔放な女性サリーを、表情豊かに演じる姿が、とても素敵だと注目を集めています。

ドラマ「バリー」の評価は?

ロッテントマトによると、ドラマ「バリー」に対する批評家による評価は、好印象と答えた人が99%という素晴らしい数字を達成。ドラマを観た視聴者からも、89%の人が好ましいと答えています。

批評家による好印象の理由として、「テレビで最高に新しいコメディであると同時に、テレビでもっとも暗いコメディーでもあるという、神出鬼没なストーリーには脱帽するしかない」と、絶賛しています。

まとめ

スーパーコメディアンでありながら、俳優はもちろん監督や脚本まで手掛ける、ハリウッドのマルチプレイヤー。ビル へイダーが放つ、シリアスなのになぜか笑ってしまう、最高に新しいブラックコメディードラマ「バリー」。

現実社会にも多く存在する、通常の社会生活になじめず、自分を見失ってしまった主人公という笑えない話を。ビル へイダーが、巧みなキャラクターによって、シリアスなのに思わず笑わずにはいられない、最高に楽しいダークコメディ―仕上がっています。

プライムタイムエミー賞 主演男優賞および助演男優賞を獲得した、話題沸騰中のドラマ「バリー」は、amazonプライムにて見放題です。

面白過ぎて、シーズン2の放送開始までとても待ちきれない、ビル へイダーが手掛けた渾身の作品を、ぜひお楽しみください。

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