【海外最新情報】命がけでも 思いつきでは物事は上手くいかない ドラマ「ブレイキング バッド」

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本日の記事は、「海外最新情報」に関する記事となります。

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肺がんで、余命あと二年の中年男性が、残された家族のために、信じがたい悪徳に手を染めていくドラマ「ブレイキング バッド」。

全米ドラマ界でもっとも栄誉のある、プライムタイム エミー賞では二度の作品賞を始め、主演のブライアン クランストンは4回連続でベスト男優賞を獲得するなど、多くの快挙を成し遂げたことで知られています。

日本でも、ネット配信サービスで多くの人が視聴し、高く評価している注目のドラマの魅力は、どこにあるのでしょう。

主人公は化学の知識に秀でた平凡な高校教師

アメリカ南部の街に、どこにでもいそうな、まじめで平凡な高校の化学教師ウォルター。
今日でちょうど50歳の誕生日を迎えるウォルターの自慢は、かつてノーベル賞を受賞した化学研究チームに協力し表彰されたことで、化学の知識については、並みの研究者よりも覚えがあると自負しています。

それでも、基本はただの高校教師でしかないウォルターは、おせじにも高給取りとは言えません。
生活費の足りない分は、アルバイトをしてせっせと稼ぎながら、現在妊娠中の妻と、脳性麻痺でからだが不自由な息子とを必死で支える毎日。

思いもかけない余命二年の宣告

数日前から体調がいまひとつだったウォルターは、バイト先の洗車場で仕事中に、急に貧血を起こして倒れてしまいます。

ウォルターは、すぐに救急車で病院へと運ばれますが、検査の結果、医者から思いもかけない事実を告げられます。

診断名は肺がん、しかも現在の医療技術では手術は不可能。
抗がん剤や放射線治療など、化学療法を試すこともできるが、それでも余命はあと二年…。

ウォルターは、思いもかけない不幸な現実を聞かされて、あまりの驚きと絶望感にもはや取り乱すことさえできず、ただただ呆然とするばかり。

俺が死んでしまったら、妻と息子、そして生まれてくる子供は一体どうなってしまうのだろう。ウォルターの頭の中を、同じ言葉が、何度も渦を巻くように繰り返され…。

まじめに生きてきた中年男が ついにブチ切れる

毎日一生懸命に黙々と仕事をして、誰にも迷惑を掛けずに、ずっとまじめに生きてきたのに、何一つ報われないことってよくあります。

格差社会と呼ばれる現代。民主主義の限界とか、幸福のあり方を考え直そうとか、テレビで学者や評論家が喋っているけれど、このツイていない毎日は何も変わりはしない。
そのような気持ちにふてくされたこと、誰でも一度や二度はあるでしょう。

嫌なことや面白くないことにも耐えて、言いたいことがあっても心にしまって、ずっとガマンの毎日を過ごしてきたウォルター。
ここにきて突然に死の宣告をされ、この俺がなぜ死ななければならないんだ?

そう思ったウォルターは、日ごろ溜めにため込んだうっぷんが、炎のように湧いてきて、とうとうキレてしまいます。

頭にきたあげくに とんでもないアイディアを思いつく

悪いことをするぞ、メチャメチャ悪いことをするぞ、悪いことをして世の中を無茶苦茶に困らせてやる(でも家族には迷惑を掛けない)。

とにかく悪いことをして(家族には迷惑を掛けずに)、俺が死んでも、残された家族が困らないよう、どんなに悪いことをしてでも大金を稼いで残してやろう。

あまりにも不幸で情けない人生に、完全に頭に来たウォルターは、怒り狂ったあげくに、このような考えで頭がいっぱいになります。

さあ、何をすればいいのか…。

その時、ふとウォルターの頭によぎったのは、DEA(連邦麻薬局)の捜査官を務める義弟から聞いた、ドラッグは儲かるという言葉。

何ということか、すっかり気がふれてしまったウォルターは、自分の化学の知識を生かしてドラッグを製造し、一世一代の大儲けをしようと思いつきます。

からだだけでなく 人生をもこじらせ続ける哀れな男

早速ウォルターは、メタンフェタミンという覚せい剤の製造に着手します。
ウォルターは、さすがに見事、そこらでは手に入らない、純度99%という上物を作り出すことに成功。
さらには、売人まで見つけて準備はバッチリ。

しかし、このようなことをすれば、警察やDEAに追われるだけでは済みません。
誰もがご存じのとおり、コワーイ組織のお兄さんたちににらまれて、ひどい目に合わされるのは明白です。
それでも、家族のために大金を稼ぐことに執念を燃やすウォルターは、何も怖いものはないとばかりに果敢に立ち向かいます。

ですが、そうすればするほどに、ウォルターは不幸なことに、どんどんと人生をこじらせ続けていくのでした。

まとめ

ドラマ「ブレイキング バッド」は、正直で平凡な主人公が、病気により死の宣告をされたことで頭がブチ切れ、その結果どんどんと人生をこじらせていく物語です。

そのこじらせっぷりが痛快すぎる、この作品は、amazonプライムなどの配信サイトで視聴できます。

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