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1969年7月16日、アポロ11号 月着陸船に乗り込んだ、アメリカ海軍の宇宙飛行士 二―ル A アームストロングは、人類初の月面着陸を成し遂げました。
着陸船の狭いキャビンから抜け出し、タラップを降りるアームストロングは「I’m going to step off the LM(Lunar Module) now(これより着陸船から足を踏み下ろす)」「That’s one small step for a man, one giant leap for mankind(これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛翔である)」と、遠く離れた地球の人々に向けて発言し、人類で初めて月の大地へと降り立ちました。
人類史上もっとも偉大な月面着陸を達成した宇宙飛行士、アームストロングを描いた映画「ファーストマン」を紹介します。
Contents
なぜわざわざ月まで行ったのか?
人類初の月面着陸を目指した壮大なミッション「アポロ計画」が実行されたのは、躍進を続けるソビエト連邦(現ロシア共和国)の宇宙開発に、アメリカ国民が強く刺激されたためです。特にソ連の宇宙飛行士 ユーリイ ガガーリン大佐が、宇宙船ボストーク1号で世界初の有人宇宙飛行を成功させると、「これからは、ソ連が宇宙空間からいつでもアメリカを攻撃できるようになる」とまことしやかに語られ、世論を大きく騒がせることとなります。
大統領による公約
米ソによる冷戦が激化した1960年代、ソ連に対するアメリカの宇宙開発の遅れが、国民の不安を募らせている事実に、米国政府は注視せざるおえなくなります。
ジョン F ケネディ大統領は演説を行い、「今後十年以内に人類を月へ着陸させる」と公約し、アポロ計画を支援することを表明します。これにより、人類史上初のプロジェクトが実行されることになります。
どうやって月に行くのか?
大統領の承諾により、正式にスタートしたアポロ計画でしたが、一体どのようにして月に行くのか、それさえまだ決まっていませんでした。
SF映画みたいな宇宙船を作る?
最初はSF映画みたいに、ロケットを兼ねた宇宙船に人が乗り込み、そのまま月まで飛んで着陸し、地球へと帰ってくるプランが考案されました。しかし、この案では巨大な機体に大量の燃料を積み込まねばならず、重量がありすぎて実現は難しいと指摘されます。
より効率よく月まで行く方法
それでもこの案を推す声は強く、最後まで検討が続けられましたが、やはり莫大な予算が必要なことから断念され、もっと効率よく月まで行ける方法が採用されます。
それは、地上では大型のロケットで上昇し、宇宙に出たら切り離して、小さな司令船のみで月へと向かう方法です。月に着いたら、軌道上に司令船を待機させ、搭載した着陸船で月面へと着陸します。
月への旅を実現させたロケットと着陸船
この「月周回ランデブー方式」では、必要な時だけ大きなエネルギーを使い、その後は最小限の力で月に着陸し、地球へと帰還できます。そのために開発されたのが、サターン型ロケットと月着陸船です。
強力な推進力を持つサターンロケット
アームストロングら宇宙飛行士を月へと運んだのが、フォン ブラウン博士が率いる技術チームが開発した、三段式の「サターン1B型ロケット」です。地上では大型のロケットを使い、強力な推進力で上昇しながら一段目と二段目を順に切り離し、宇宙では三段目の司令船が、乗組員を月まで届けてくれます。
グラマン社が開発した月着陸船
月への着陸は、司令船に搭載された「月着陸船」で行います。開発したのは、アメリカのグラマン社(現ノースロップグラマン)です。着陸船は、通常のロケットとは異なり、推進力の微妙な調節が必要となるため開発は難航し、アポロ計画の予定を遅延させてしまいます。
ようやく完成した月着陸船には、グラマンによる技術の粋が注ぎ込まれたことで、非常に信頼性が高く、アームストロングらを見事月面に着陸させることに成功しました。
アポロ計画に人生をかけた男の姿を描いた作品
映画「ファーストマン」は、人類初の月着陸計画に人生のすべてをかけて挑んだ、アポロ11号の船長 二―ル アームストロングの生きざまを、当時の時代背景とともにリアルに描いた見応えのある作品です。
映画「ファーストマン」は、2016年のアカデミー賞映画「ラ・ラ・ランド」の監督 デミアン チャゼルと、主演のライアン ゴズリングが再びタッグを組んだことで注目を集めています。アームストロングの妻 ジャネット役には、ドラマ「ザ・クラウン」で大人気のクレア フォイがキャスティングされ、すでに高い評価を受けているスタッフが手掛けたこの作品が、どのような傑作になっているのか楽しみです。
まとめ
人類初の月面着陸をテーマにした映画「ファーストマン」は、2019年2月に日本公開予定です。2019年はアポロ11号による月面着陸の成功から、ちょうど五十年という記念の年になります。当時の社会や人々に思いを馳せながら、ぜひ最寄りの映画館へと足を運びましょう。
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