【海外最新情報】人生に病んだら アメリカ流の結婚式で恋煩いしよう! 映画「大人の恋はまわり道」

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本日の記事は、「海外最新情報」に関する記事となります。

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キアヌ リーブスとウィノナ ライダーが、9年ぶりに共演することで注目を集め、8月31日に、全米で公開された映画「Destination Wedding」。

ともに映画界のトップランナーとして目覚ましい活躍を見せ、今もなお不滅の存在感を示す二人が、再び映画ファンの心を躍らせてくれる作品が、12月に日本で公開されます。

そわそわする二人にいても立ってもいられない

空港で偶然に出会い、はじめはとても感じの悪かった二人が、同じ結婚式に参加すると知り、一緒に過ごすうちになぜか心がそわそわしてきて…。

いつか運命の人が現れますようにと願っている人も、もう恋なんて不必要だと気持ちが病み始めている人も、いずれにせよ恋煩いでもしてみなければ、何事も始まらない。

そのようなことを思わせてくれる、キアヌとウィノナから、あなたへのプレゼント、映画「大人の恋はまわり道」を紹介します。

ディスティネーション ウェディングって?

映画の原題にもなっている、ディスティネーション ウエディングについて、知っている人も多いでしょうが、一応説明を。

Destination Weddingは、直訳すると「先の結婚式」となりますが、その意味は、少し遠いところで(飛行機に乗っていかなければならないような)行う結婚式のことです。

いわゆるアメリカ流の結婚式であるディスティネーション ウェディングは、名の知れたリゾート地などで結婚式をするカップルが、自分たちの結婚式を兼ねて、みんなで素敵な場所に集まって一緒に楽しみましょうというスタイル。

アメリカならではのウェディングスタイル

主催者となる新郎新婦は、招待するゲストに楽しんでもらうために、ゴルフ大会や釣り大会、ビーチバレーといったいろいろなアクティビティーを用意。

夜にはディナーを兼ねたダンスパーティーが開かれ、結婚した二人と一緒に楽しく遊んで、みんなで幸せになりましょうという、日本ではちょっと想像しにくいアメリカならではのウェディングと言えます。

参加するゲストは、当日の旅費やホテル代などは自腹で負担する必要がありますが、現地で楽しむアクティビティーやパーティーの費用は、すべて新郎新婦が持ってくれるとのこと。

人生を病む二人に届いた 不本意な招待状

誰もが認めるイケメンだが、気難しすぎる性格のために、人づきあいが下手な男、フランク。

ずっと恋人もいなくてさみしいフランクでしたが、その性格がもとでフラれるのが怖くて、恋をすることにすっかり臆病になっています。

そのようなフランクに、とっくに縁を切ったはずの異父弟から、南カリフォルニア サンルイスオビスポのリゾートで行われる、ディスティネーション ウェディングへの招待状が。

一人でいるのはさみしいけれど

片や、思ったことはいやでも口にせずにはいられない女性のリンジーは、ある意味女性らしく感情的になりやすい性質がたたって、誰と付き合ってもケンカが絶えずに別れてばかり。

いつかきっと、自分にぴったりの人とめぐり遭える。
自信はないけれど、そう信じたいと願うリンジーの元に、かつて結婚直前で自分を捨てた元婚約者から、サンルイスオビスポリゾートで開かれる結婚式の招待状が届きます。

偶然に出会った 感じの悪い二人

なぜ俺に?どうして私に?と、この嫌味としか思えない招待状に、二人とも苛立ちを覚えますが、それはディスティネーション ウェディングへの招待状です。

出席しなければ、世間的にバツが悪いため、しぶしぶ参加することにしたフランクとリンジーは、空港で偶然に出会うこととなります。

フランクとリンジーは、何と、初対面であるにもかかわらず、つまらないことで言い争いをしてしまい…。

何だ、このウザイ女は?
何て、うっとおしい男!

お互いに、めちゃくちゃに印象が悪かった二人でしたが、なぜか飛行機では、隣同士の席になっています。

サイテーなやつと一緒に 最悪の結婚式へと向かう

相手の気持ちを気遣うことを知らず、すぐに感情が表に出てしまう、フランクとリンジー。
飛行機の中でも、お互いに気分の悪さを、あからさまな表情で示します。

さらに最悪なことに、何とフランクの異父弟こそが、リンジーを捨てた元婚約者だったのです。

フランクは、リンジーを捨てた恨めしい元婚約者の兄で、リンジーは、フランクが嫌いな弟の元カノ。

つまりは、これから行きたくもない結婚式に、サイテーな相手と一緒に出席するという、最悪の事態になってしまったのでした。

名優二人が 素直になれない大人の男女を好演!

南カリフォルニアの美しい自然の中で、自分を取り繕うのが大の苦手という男女二人が、はじめから胸のざわめきに気づいていたにもかかわらず、なかなか素直になれない様子を描いた映画「大人の恋はまわり道」。

フランクとリンジーは、このあとも現地で楽しむアクティビィティーに、ランチやディナーのテーブル、なぜか宿泊するホテルとその部屋まで隣同士になります。

ウェディングのリゾートにいる間、ことあるごとに言い争いをするフランクとリンジーですが、そうするうちに、お互い相手のことをありありと意識し始めていることを理解します。

思いとは裏腹な言葉を口走る男

昼のパーティーで、結婚するカップルの幸せな様子を見て、「私の人生は、こんなはずじゃなかった」と、テーブルに頭をぶつけて悔しさを表すリンジー。

そのような彼女に、「元カレに、未練タラタラかよ」とフランク。

「運命の人って、本当にいると思う?」

そう尋ねるリンジーに、「そんな奴は、存在しない」と断言するフランクですが、本当はなぐさめたい気持ちがあるのに、どうしても素直になれません。

これまでの人生で自分をさんざん裏切り続けてきた、この恋というある種の精神疾患に対し、もう決して騙されまいとする気持ち(いわゆる臆病さ)がつい表に出てしまう、弱虫な男のフランク。

逆に女性であるリンジーは、内心怯えながらも、フランクとの出会いが運命なのかどうか、勇気を出して確かめようと試みます。

この出会いが本物かを試そうとする女

パーティーの帰り道、雄大で、すがすがしい自然を背景に、一緒に歩くフランクとリンジー。

ですがその時、二人がいる目の前に、いきなり、どう猛な雌のライオンが出現!(実は、ただのピューマ)

びっくりして、大慌てでその場を逃げ出した、フランクとリンジー。
ついには、ヘトヘトになってその場に倒れこみ、ふと、リンジーはフランクと唇を合わせようとしますが…。

とっさにリンジーから身を離すフランク。そして「心は奪われないぞ」と、一言。

まずいと気づいても すでに後の祭り…

ああ、やっぱり…。ガックリと落胆し、黙り込むリンジー。

対するフランクは、さすがにまずかったと内心後悔しますが、もう今さら弁解するすべもなく…。

互いに大人であるからこそ、すんなりとはいかない、複雑で単純な、男女による心の触れ合い。

そのようなフランクとリンジーを、名優二人が、息もぴったりに魅せてくれるところが、映画の大きな見どころとなっています。

フランク役は キアヌ リーブス

気難しすぎるイケメンで、恋人ができないフランクを演じるキアヌ リーブスは、生まれはレバノンのベイルートで、カナダ・イギリス・アメリカという多国籍を持つ俳優。

現在54歳になるキアヌは、1991年の映画「ハート ブルー」で、パトリック スウェイジやゲイリー ビジーと共演。

1994年に主演した、ヤン デボン監督の映画「スピード」で、サンドラ ブロックやデニス ホッパーと共演し、世界的な人気俳優となります。

その後も、大人気SFアクションのマトリックスシリーズといった、多くの作品をヒットさせたキアヌ。

現在も、映画「ジョン ウィック」シリーズで、主演および製作総指揮を務めるなど、大活躍しています。

リンジー役は ウィノナ ライダー

美人なのに、言葉が過ぎるあまりに、最後はいつもフラれてしまうリンジー役を、ウィノナ ライダーが務めます。

アメリカ ミネソタ州出身のウィノナは、現在46歳。
ジョニー デップと共演したティム バートンの映画「シザー ハンズ」で、一躍スターになったウィノナは、1994年に映画「若草物語」に主演し、アカデミー主演女優賞にノミネートされます。

その後も、数多くの映画に出演。
最近では、人気ドラマ「ストレンジャーシングス」で、主人公の母親役を演じ、活躍しています。

かつてキアヌとは、交際しているとの噂があったウィノナ。
二人は友人で、「大人の恋はまわり道」への主演が決まったウィノナが、脚本を直接キアヌに送ったところ、共演が決定したとのこと。

監督はヴィクター レヴィン

映画「大人の恋はまわり道」でメガホンを取るのは、映画「5時から7時の恋人カンケイ」など、恋愛をテーマにしたロマンチックコメディで、監督や脚本を手掛けてきたヴィクター レヴィンです。

本作品で脚本も担当したレヴィンは、映画の登場人物を、主演の二人だけにするという、斬新なアイディアにトライ。

もちろん、映像には他の人物も撮影されていますが、誰もが背景と同じで、きちんとしたセリフのある役者はナシ。

初めから終わりまで、すべてキアヌとウィノナによる会話劇だけで、物語は展開していきます。

「大人の恋はまわり道」の評価は?

ロッテントマトによる「大人の恋はまわり道」の評価は、評論家で、良いと評価した人は44%。

これに対し、映画を観た観客は、良かったという人が63%と、かなりの食い違いがあります。

評論家による不評の理由として、映画で初対面の男女が、次第に惹かれあっていくという物語の展開に、不自然さが見られたこと。

偏屈なイケメンを演じたキアヌは、すべてが完璧だったのに対し、ウィノナの方は、わざとらしさが目についたというのが低評価の理由だとか。

逆に、観客の方は、素直になれない大人の男女を演じた、二人の俳優が最高だったと絶賛する声が。

まとめ

名優キアヌ リーブスと、ウィノナ ライダーが、久しぶりに共演することで注目の、映画「おとなの恋はまわり道」。

大人になっても素敵な恋がしたい、いつか運命の人に出会いたいという人に。
きっと今すぐ恋してしまいそうなほど、優しい気持ちにさせてくれる、キアヌとウィノナからのプレゼント。

映画「おとなの恋はまわり道」は、12月7日よりTOHOシネマズ日比谷ほか、全国で上映開始となります。

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