【海外最新情報】ルイスとセブの熾烈な争いに期待!F1イタリアGP 2018

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2018年のF1グランプリは、昨年、圧倒的な強さで通算4度目のドライバーズチャンピオンに輝いた、メルセデスGPチームのルイス ハミルトンが期待どおり順調な活躍を見せています。第11戦ドイツGP終了時点でルイスは今季4勝目を挙げ、その他に5回もポディウム(表彰台)に上るなどして、ドライバーズポイントでトップをキープしています。

今年のF1で特に注目したいのが、現在17ポイント差の2位でルイスを追う、フェラーリのセバスチャン ベッテルです。9月2日にはフェラーリとセバスチャンにとって重要な、第14戦イタリアグランプリ決勝が行われます。王者メルセデスにフェラーリがどこまで肉迫し、追い越すことができるか注目が集まります。

音速の猛者たちが死闘を繰り広げる、世界最高峰のモータースポーツ、F1イタリアグランプリを紹介します。

2018年のF1イタリアGPの見どころは?

打倒メルセデスを掲げ、チームとともにチャレンジを積み重ねてきたフェラーリのセバスチャン ベッテルは、今季すでに3勝を挙げ、ほぼ互角といえる戦いぶりで観客を湧かせています。ルイスと同じ4度のドライバーズタイトルを持つセブ(ベッテル)は、共に5度目のチャンピオンを掛けて、熾烈な争いを繰り広げています。

モータースポーツ史上もっとも歴史あるレースの一つ

イタリアグランプリは、1921年に初開催された国際自動車レースで、1906年に始まったフランスGPに次いでもっとも歴史のあるモータースポーツイベントです。F1ワールドチャンピオンシップでは、1950年の第1回大会以来、今日まで一度も途切れず開催されているのは、このイタリアGPとイギリスGPのみとなっています。

開催地は?

イタリアGPが開催されるのは、イタリア北西部 ロンバルディア州の州都ミラノから、北北東へ車で約40分のところにある、モンツァ サーキットです。モンツァは、イギリスのブルックランズ、アメリカのインディアナポリスに次ぐ3番目に古いサーキットとしても知られています。F1イタリアGPでは、モンツァの全長5.793㎞のグランプリコースを、右回り53周という長丁場の戦いとなります。

大会きっての超高速サーキット

モンツァの見どころは、全長1.12kmという長いメインストレートと、ほぼストレートに近い超高速コーナー セラグリオの二つのオーバーテイク(追い越し)ポイントです。メインストレートは、第1シケインへと続く先端部が徐々に狭くなっており、スタート時には各マシンが一気になだれ込むために、接触による事故が多発しています。

クオリファイの見どころは3つのコーナー

モンツァ サーキットでのクオリファイ(予選:決勝のスターティンググリッドを決める)の見どころは、まず第1シケインを通過してすぐの高速コーナー クルヴァ グランデと、セラグリオへと続くモンツァの名物コーナー レズモ、そして奥へ行くほどきつくなる最終コーナー パラボリカです。この3つのコーナーをコースアウトしないように、いかに限界ギリギリまで攻め込めるかが、良いタイムを出すカギとなります。

F1イタリアGPを観戦するには?

F1イタリアGPを観戦するには、まず日本からイタリア北部の都市ミラノへと飛びます。成田空港からミラノ マルペンサ空港までは、アリタリア航空の直行便で12時間40分です。

レースの観戦チケットは、モンツァサーキットの公式サイトで購入でき、早期割引があるので事前に手に入れておきましょう。公式サイトは英語で手続きが可能で、チケットは現地の窓口で受け取りができるため送料も掛かりません。ホームストレート前のグランドスタンド2階席で料金は170ユーロです。これが早期割引では150ユーロで購入できお得になります。

空港からミラノまでは特急列車で

マルペンサ空港からミラノ市内へは、特急 マルペンサ エキスプレスを利用しましょう。ミラノ中央駅までノンストップ52分で到着できます。ミラノに着いたら、まずはホテルに直行してゆっくりと休みます。翌日にサーキットへ行くには、ミラノ中央駅からイタリア国営鉄道で最寄りのモンツァ駅まで15分ですので、事前に駅前のホテルを予約しておけば便利です。
モンツァ駅からは、シャトルバスまたはタクシーを使って約15分でモンツァ サーキットに到着します。

まとめ

www.sutton-images.com
Lewis Hamilton (GBR) Mercedes-Benz F1 W08 Hybrid leads at the start of the race at Formula One World Championship, Rd7, Canadian Grand Prix, Race, Montreal, Canada, Sunday 11 June 2017.

F1イタリアGPについて紹介しました。2018年のF1グランプリは、連年にない接戦となっています。果たして王者メルセデスが貫録を魅せつけ、ルイス ハミルトンが栄光の5度目のタイトルを手に入れるのか、もしくはフェラーリのセバスチャン ベッテルが宿敵メルセデスを見事に打ち負かし、ルイスに変わって栄冠をもぎ取るのかに注目が集まります。

今年は全21戦で行われるF1ワールドチャンピオンシップで、タイトル獲得に向けてのポイントとなる、第14戦イタリアGPは、CS放送のフジテレビNEXTで生中継されます。

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