【海外最新情報】あの傑作ミュージカルの続編映画「メリーポピンズ リターンズ」

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映画史上に残る傑作「メリーポピンズ」の続編が、54年の歳月を経て、この冬スクリーンにカムバックします。

タイトルは「メリーポピンズリターンズ」。

主演は、今ハリウッドでもっとも実力ある女優、エミリー ブラントが務めます。

注目の新作は、一体どのような映画に仕上がっているのでしょうか。

映画メリーポピンズって?

児童文学における世界的な名作として有名な、メリーポピンズ。

1934年に物語を書いたオーストラリア出身の女流作家、P.Lトラバースは、映画化を切望するウォルト ディズニー氏からのオファーを、何と20年ものあいだ断り続けていたといいます。

ディズニー氏の念願がかなって、ようやく映画の上映にこぎつけたのが、同氏が亡くなる二年前の1964年。

作品は世界中で大ヒットとなり、主役のメリーポピンズを演じたジュリー アンドリュースは、映画初主演ながら、アカデミー主演女優賞を獲得する快挙を成し遂げました。

仕事にかまけて子供を置き去りにする困った親たち

物語の舞台は1910年のロンドン。

銀行員のジョンと女性運動家ウィ二フレッドのバンクス夫妻は、いつも仕事に大忙しで、子供たちの世話はナニー(家政婦兼家庭教師)にまかせっきり。

それなのに、やたらと子供の教育に厳しい父親のジョンは、親らしいことなどロクにしていないのに、気に入らないことがあると長女のジェーンと長男マイクを叱りつけてばかり。

当然、そんな親たちが不満なジェーンとマイクは、得意のいたずらで雇われてくるナニーたちを散々に困らせるものだから、みんなすぐにやめてしまいます。

さみしい子供たちの前に現れた不思議な女性

そこへやってきたのが、こうもり傘をさして空から舞い降りてきた、まるで魔法使いみたいに不思議な力を持つ女性、メリーポピンズ。

新しく子供たちのナニーとなったメリーポピンズと、その親友で何でも屋の大道芸人バート青年と一緒に、ジェーンとマイクはまるで夢のような楽しい体験をすることになり、二人はもう笑顔でいっぱいに。

そのような二人を見ていた父親のジョンは、どうにも気に入らないとばかりに、子供たちのゆるんだ心を叩きなおそうとしますが…。

作者の少女時代の経験を元にした作品

作者のトラバースが、ディズニーによる映画化を拒んだ理由は、彼女が7歳の時に亡くなった、父親と過ごしたかけがえのない日々が作品に込められていたからです。

とても大きな存在だった作者の父親

銀行員だった父親のトラバース ゴフは、仕事の過酷さと、家庭を育むこととのはざまでストレスに苦しみ、次第に酒の量が増えてアルコール依存症になります。

それでも幼き日のP.Lトラバースにとって、父親は自分に想像する力を与え、空想の中で遊ぶことの素晴らしさを教えてくれた尊い存在でした。

大切な人をなくした悲しみが名作を生む

やがて過労とアルコールの過剰摂取で、ボロボロになった父親は病に倒れ、帰らぬ人となります。

悲嘆に暮れるトラバースは、もし自分がただの子供でなかったら、大切な父親を救ってあげられたかもしれないと考えます。

作家トラバースが幼いころに感じた、そのような亡き父親への強い想いから、名作メリーポピンズが生まれました。

実はP.Lトラバースという名前は、彼女が女優として活動していた若き日に、父親の名をそのまま自分の芸名としてつけたものです。

そのことからも、この作品と父親に対する、作家の思い入れの深さがうかがえます。

映画「メリーポピンズ」誕生までには大変な苦労が

長年拒否し続けた末に、ようやく映画化を承諾したP.Lトラバースでしたが、その制作において、彼女は多くの厳しい条件を突き付けてきたこともよく知られています。

まず、ディズニー作品なのにアニメーションは禁止。

ミュージカルも認めない。ディック ヴァン ダイク(バート役)は作品のイメージに合わないから出演させないで。

音楽も気に入らないからすべてやり直せなど、彼女は無茶な要求ばかりで、ディズニーや制作スタッフたちを大変に困らせます。

厳しい要求が映画をより善きものにした

その背景には、かつて女優として活動していたトラバースが、飛ぶ鳥を落とす勢いで躍進を続けていた、ディズニーアニメに対する反感の気持ち。

アニメーションという表現方法が、原作の持つ内容を良くも悪くも、あまりにも安易に子供たちに伝えてしまうという懸念など。

このように、想像される原因はいろいろと考えられますが、原作者のトラバースによる厳しすぎる指摘があったからこそ、映画が歴史に残る名作となったことは間違いないでしょう。

まとめ

映画史に残る傑作の続編「メリーポピンズリターンズ(帰ってきたメリーポピンズの意味)」は、2019年2月1日に日本公開予定です。

このような大役を、名女優エミリー ブラントがいかに演じるのか、大いに期待しましょう。

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